【毎日勉強しているのに英語が上達しない原因】
毎日勉強しているのに、なかなか英会話が上達しなかったりtoeicの点数が伸びない人は、沢山入るのではないでしょうか。
『毎日コツコツ努力しているのに、成果が全く見えない』
『toeicの前のテストから1年で200時間は勉強したのにちょっとしか点数が上がらない』
等の悩みを抱いている人は沢山います。
終いには、自分の能力の無さに嫌気が差し、勉強を諦めるという経験した人は沢山いると思います。
でも、安心して下さい。点数が上がらないのは、あなたの能力が低い事が原因でないんです!!
細かい理由は何個かあると思いますが、一番の理由は1日の勉強時間が少ないからです。
皆さんは1日何分英語の勉強をしていますか?
30分?
60分?
おそらく、30分位の人がほとんどだと思います。もしかしたら、1日30分なら多い方かもしれません。
実は1日30分では現状維持は出来ても、成長する事は出来ないんです。理由は、人間は覚えても忘れる為、常に復習をしないと忘れてしまうからです。
なので、『毎日30分勉強しているのに、全然進歩がないんだけど』と悲観している人は安心して下さい。
単純に、勉強時間が足りていないだけです。
今日は、1日何時間以上勉強する事が必要なのかを私の経験を元に説明していきます。
今日のポイントは、3点です。
- ①1日30分では現状維持のみ
- ②勉強時間 - 30分 = 勉強した時間
- ③最低1日1時間勉強しよう。
それでは、さっそく見ていきましょう。
①1日30分では現状維持のみ
ご存知のように、人間は忘れる生き物です。
ある研究によると、人間の記憶は一度覚えた事を時間が経つと下記量しか覚えていられないそうです。
20分後:58%
1時間後:44%
1日後:33%
7日後:25%
1時間後には、半分以下しか覚えていないんです。
『俺すぐ忘れるから勉強しても意味が無い』と悲観になる人もいると思いますが、安心して下さい。脳の構造が忘れるようになっているだけなのです。
『忘れるなら勉強しても無駄じゃん』って思う人もいると思いますが、大丈夫です!!何度も見ると忘れづらくなります。
その為、復習が非常に大切なのです。
忘れる量より覚える量が多くないとレベルダウンになります。忘れる量より覚える量が多いとレベルアップになります。
私の経験上ですが、「忘れる量=覚える量」に要する勉強時間は30分程必要だと感じています。
つまり、30分の勉強時間では現状維持のみです。
もちろん現状維持も必要ですが、皆さんは英語のレベルを上げたいから勉強しているんですよね!?
つまり、英語を上達させるには、1日30分以上の勉強時間が必要という事になります。
その為、殆どの人は現状維持の勉強しかしていないという事です。
②勉強時間 - 30分 = 実際に勉強した時間
①でも説明しましたが、現状維持に30分の時間を要します。
勉強時間30分以降は、自分の英語スキルがアップする事になります。
私は"勉強=自分の成長"と思っています。
つまり、勉強時間30分以降が本当の勉強なのです。
毎日勉強しても成果が上がらないという人の原因は勉強時間が30分前後だからです。30分前後では現状維持で精一杯です。
もし、35分勉強した場合、レベルアップの為に使用した時間は5分間だけになります。
これでは、大きな効果を見込むのも難しいですよね。
③最低1日1時間勉強しよう。
②でも言いましたが、30分前後では現状維持が精一杯でほとんど成長しません。
他のサイトを見ると1日2時間/3時間勉強しようと書かれているのをたまに見ますが、日中仕事をしてこの量をこなすのはかなり大変だと思います。
なので私からの提案は最低1時間勉強しようです。
『2時間以上の方が効果があるんだから、そっちを目標にした方がいいじゃん』という人もいると思いますが、不可能な目標程意味が無いものはありません。
最初の数日だけなら2時間でも頑張れると思いますが、次第に勉強時間が減り、頑張らない自分が嫌になり、ますます勉強時間が減るという事になる可能性大です。
まずは、今まで30分しか勉強していなかった人は、最低1時間勉強するようにがんばってみましょう。
かなり、効果があると思います。皆さんもまずは、1日1時間を目標に勉強してみて下さい。
今日のまとめ
今回のまとめは下記になります。
・1日30分では現状維持のみ
・人間は忘れる生き物⇒復習が大切
・勉強時間 - 30分 = 勉強した時間
・最低1日1時間勉強しよう。
・無理に勉強時間を増やさない
ちなみに、私が一番toeicの点数が上がった時は1日平均110分(2ヶ月弱)勉強していたときでした。toeicの点数も250点程一気に上がりました。
1時間に慣れたら、ドンドン勉強時間を上げていきましょう。
もちろん、その方が効果が有るので。